人気ブログランキング | 話題のタグを見る

郁子のひとり言をブログにしました。


by kawaikuko

運動会を終えて

平成19年9月22日に行われた運動会には、たくさんの保護者の方やおじいちゃん、おばあちゃんに参加していただきありがとうございました。子どもたちは元気いっぱいで、楽しい運動会を行うことができました。
また、3月に保育園を卒園した子どもたちも、久しぶりに集まり再会を喜んでいました。
当日は雲が多く、湿った風で蒸し暑い一日となり、体育館は少し暑苦しい感じもありましたが、MHナーサリーでは、毎年、桜城小学校の体育館を借りて行うことにしています。それは、0歳児も一緒に、全員で運動会を楽しみたいという思いと、雨が降って延期という事態を避けたいからです。
運動会の練習は保育園で行いますが、ほとんどの子どもが、当日、初めて体育館でかけっこやお遊戯を行います。場所が変わることで戸惑うこともあるようですが、その場に応じて行動できるたくましさも育ってきているようです。

1歳児、2歳児では、恥ずかしがったり、お母さんから離れられずに、せっかく練習した成果を出せずにいた子も、年齢とともに堂々と、演技できるようになります。
そのような成長の過程を楽しむことも大切なことだと考えています。
3歳以上の子ども達は、競技数も多い中、一生懸命取り組みました。5歳児の子ども達はナーサリーのリーダーとしての自覚も芽生え、最後まで頑張る姿を見せ、年長児らしさを感じさせてくれました。
保育園での最後の運動会をやり遂げた満足感は子どもの心にしっかり残るものだと思います

運動会でお家の方からたくさんの声援を送られることや、家族が一緒に競技に参加して
楽しむことが、子どもにとっても、うれしい体験なのです。
12月にはアイーナホールでお遊戯会があります。以前にも増して一段と成長した姿が見られることと思います。ぜひ楽しみにお待ちくださいね。

なお、屋上に待望の砂場が完成いたしましたので、見学をご希望の方はご案内しますので、職員までお知らせください。


2007.10.1 Ikuko Kawamura
# by kawaikuko | 2007-09-30 16:17

最近の子どもたちは

最近の子どもたちは、昔の日本人の食生活では考えられないほどの大量の油脂をとり、また、油をおいしいと感じるようになったと言われています。
実際、マヨネーズを、何にでもかけて食べる「マヨラー」の増加など、同じ日本の食文化で育ったはずの子どもたちが、親世代とは、違った食行動をとり始めています。よく「いもの煮ころがし」は「おふくろの味」と言われますが、それは幼いころから何度も数多く食卓に出てなじんだ人だけに通じることです。一度も食べたことがなければ、決して「おふくろの味」にはなりません。「今日も忙しいから○○カレー」となれば、一番たくさん食べたものが、その人にとって「おふくろの味」、一番なじんだ味として定着していくようです。
食の経験の幅が少なければ、大きくなっても、色々な味になじんでゆくのが難しいかもしれません。子どもの将来の食の影響を考えると、一人一人の子どもの食の体験が大切なのではと思うのです。
そのようなこともふまえ、ナーサリーでも8月から給食の献立を新しくしました。
栄養価も含め、色々な食材や料理の種類を経験させたいと考えています。給食は一日3食のうちの大事な1食、園ではおいしい!と思う味を子どもに伝えていきたいと思っています。初めは戸惑うこともあるかもしれませんし、苦手なものもあるかもしれませんが、あまり強制せず、ひとくちでも挑戦できたら、ほめてあげるようにし、全部食べたら「お皿がピカピカだね」と保育士が認めてあげるようにしています。
もちろん、苦手なものばかりではありません。新しいメニューの中でもコロッケバーガーやポパイチャーハンなどは、子どもたちに大人気で、歓声があがりました。また、食育とまではいきませんが、どんどん、ぴかぴか組の子ども達は、その日、出された食材についてみんなで学んでいます。例えば血や肉になる「赤のなかま」、パワーを生み出す「黄色のなかま」、体の調子を整える「みどりのなかま」などカードを使って勉強しています。
そのような中で、バランスよく食べることの大切さを学んでいるようです。
育ち盛りの元気な子どもの健康には、食事中の栄養素の働きだけでなく、いつ何を食べたのか、楽しく運動ができたのか、早寝して十分な睡眠をとったのかなど、生活習慣のさまざまな面が関連してきます。特に朝食の大切さを理解し、朝食をきちんと食べる習慣を身につけたいものです。朝食ぬきで登園すると、ボーっとする、イライラする、集中できず落ち着きがない、朝、排便しない、というようすが見られます。また、実際、遅く起きることにより、保育園の給食をほとんど食べることができなかったり、お昼寝もスムーズにできず、集団生活のリズムに、なかなかのれない、という状態があるようです。
子どもの成長を考え、早寝早起きで十分な睡眠をとり、一日3度の食事を規則正しくとるようにしていきたいものです。

2007.9.1 Ikuko Kawamura
# by kawaikuko | 2007-09-01 13:10
最近のニュースで、体罰についての悲しい事件を見るにつけ、本当に
辛い気持ちになります。「しつけのつもりでやった」というのが親の言い
分ですが、死に至った例などにおいては、子供はどれほどの苦しい思
いをしただろうと胸がしめつけられる思いです。

ある記事の中に「指のあとが残るほどたたいてしまった」と告白した例
や「夢中で子どもをたたいて、すっとしている自分を感じてぞっとした」
というお母さんの告白もありました。
「愛のムチ」という考え方も、一向に無くなりません。愛情さえあれば、
子どもは、叩いていい、愛情を込めた体罰なら効果はある、愛情があ
るからこそ、叩くという考え方です。しかし、赤ちゃんは、私たちが思っ
ている以上に知能が働くのです。

実際、言葉でやりとりできない時期でも、赤ちゃんは相手の表情から、
「自分がどうしたらいいのか」という情報を受け取っています。お母さん
やお父さんの表情、雰囲気を感じ取って行動の基準にしているのです。
子どもは自分では話すことができない時期でも、聞く能力、感じる能力
が高いのです。
つまり、「言葉で言っても分からないから叩く」という考え方は間違って
いるのです。
幼くても言葉を使って、伝えようという気持ちを大切にしましょう。叩くこ
とで、子どもを黙らせたり、従わせることができたとしても、子どもが本
当に納得して行動を変えたわけではありません。一時的に怖かったり
痛いから、その場はやめただけです。
子どもは、理由を知り、納得しながら、育つものであり、力で抑えても
だめなのです。なによりも、大人と子どもとは体格差があります。絶対
的に強い立場の人が暴力をふるうことは許されることではありません。
また、言葉の暴力もやめなければなりません。「もう、知りません」「うち
の子じゃない」「なんてバカなの」などの言葉です。これは、「愛していな
い」あるいは「存在してはいけない」というメッセージを子どもに送ってい
ることになるからです。子どもは「自分は親から愛されていない」と感じ、
自信を失い、人間に対する信頼を持ち続けるのが難しくなってしまいま
す。それは結局子どもの自立を妨げることになります。
「愛のムチ」は親の言い訳に過ぎないということを心においておきましょ
う。子どもは、みんな自分を認めてほしいのです。もし、子どもが「留守
番できたよ」と誇らしげに言うなら「そうだね!すごいね!」と子どもの
気持ちに共感したまま、言葉にすればいいし、「淋しかった」と泣き出し
たなら、泣く子を抱いて「淋しかったんだね」と受け止めてあげればいい
と思います。子どもに大切なのは、「自分にとって大事な人が気持ちをわ
かってくれた」ということです。
失敗したときは「前もそうだったでしょ!」なんて、以前の失敗を持ち出し、
あれこれ言わないでください。また「ダメな子」などと全否定しないでくださ
い。どこが悪かったかは、たいてい、子どもは気づいているものです。いっ
しょに失敗の後始末をすることで、子どももホッとするのです。そして、この
ようなことは、私たちの保育にも共通するものだと考え、日々取り組んでい
きたいと思っています
                                                     2007.7.31 Ikuko Kawamura
# by kawaikuko | 2007-08-05 19:58

新しい年です。

新しい年がスタートしました。12月23日のぽかぽかお遊戯会はアイーナホールで行いました。初めての場所にもかかわらず、みんな頑張って、かわいらしい演技を見せてくれました。先生達も本当にご苦労様でしたという気持ちです。1月から新入園児も加わり、益々にぎやかなナーサリーです。年長組の子ども達は卒園に向けて最後の思い出作りをしています。「ナーサリーが大好き」という子ども達ですが学校に行っても、伸び伸びと明るい子どもでいてほしいと思っています。
# by kawaikuko | 2007-01-25 11:05

はじめまして。

今日からブログをスタートさせます。日頃の保育園の子どもたちの様子や私が考えていることをこのブログに載せたいと思います。
10月から給食の時間「わくわく、どんどん、ぴかぴか組」で子どもたちと一緒に食べるようにしています。子どもたちの会話が聞こえたりして楽しいひとときです。
「お給食の準備ができました」と、お当番の子が職員室にお迎えに来てくれますが、その時の表情が、ちょっぴり恥かしげでもあり、得意げでもあり、かわいいですよ。
# by kawaikuko | 2006-11-24 17:19