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郁子のひとり言をブログにしました。


by kawaikuko

カードあそび

いつもは年長組でやっているカードあそびを内容を変えて2歳児クラスでやってみる。何が始まるんだろうと興味津々の子ども達「くだもの」のカードを見せると大きな声で名前を言う。立ち歩く子もなく、ニコニコとくだものにについて話す。「イチゴはね葉っぱのとこ食べられないの!」「バナナはね皮むいて皮むいて・・・ね」「さくらんぼ・・・・種、ぺーしてね」と一人一人とても生き生きと答えてくれるのです。2歳児の集中力に感動!
# by kawaikuko | 2010-06-10 18:32

最近読んだ本に・・・

こんな文章がありました。「やさしくすればすくすく育つし、冷たくして傷つければ枯れてしまいます。人も草花と同じように、それほど強いものではありません」草花は心を込めてやさしく育てれば、すくすく育つものです。水さえあげていれば自然と育つものだという考えは間違いです。人に対しても同じことが言えます。生き物というのは一見、強いように見えますが、実はとてもデリケートで、複雑で弱いものです。人間も草花も他の動物も一緒です。ですから、人や草花、その他の動物に接する時は相手が自分と同じ生身の生き物であるということを、常に忘れてはいけません。自分がされていやなことや、つらいと思うことは、してはいけません。そして、どうすれば生き生きと育つのだろうかと想像し、心を込めて世話することが大切です。草花が枯れるには原因があります。・・・・と。
# by kawaikuko | 2010-06-09 17:37

マイムマイム

遠足でお家の方と一緒に踊るはずだったフォークダンスのマイムマイムを屋上で踊りました。3クラスが集まり「ヘイ!ヘイ!」とかけ声も元気いっぱいの子ども達でした。今回のダンスは担当の先生が「お父さん、お母さんにとってなつかしいダンスを子どもと一緒に踊る」という企画でした。遠足に対するご意見等、お便り帳で読ませていただきました。今回遠足が中止になってしまったことに対して残念だったという気持ちは皆さん同じだと思うのですが、逆に皆さんからは労いの言葉等をたくさんいただきました。ありがとうございました。日頃から保育園に対して協力的な保護者の皆さんに支えられていることを感じています。
# by kawaikuko | 2010-06-08 09:37

残念でした

金曜日から天気予報とにらめっこ。晴れてほしい。当日私が園に着いたのが4時40分。パラパラと雨が降ってきて微妙な状態。天気予報はあくまでも「雷雨を伴う集中豪雨」ギリギリまで悩み決断しました。せっかくお弁当作ったから家族で出かけた方や諦めて二度寝の家族など様々だったようですね。今回の経験を次に生かしたいと思います。
# by kawaikuko | 2010-06-07 10:16

心配です。

あんなに晴れマークが続いていたのに、なんということでしょう。5日だけ降水確率50%だなんて!こんなことって・・・・なんとか、晴れてほしいです。楽しみににしている子どもたちのために。特に年長児は保育園最後の遠足ですから楽しい思い出を作ってあげたいと思っていました。今回は屋内の準備がありませんので、雨の場合は中止にせざるおえません。(>_<)神様〜お願いしますm(_ _)m
# by kawaikuko | 2010-06-03 17:08

楽しみです。

週間天気予報が出ました!遠足の日は「晴れ」の予報。遠足の参加状況を見ると、ほとんどが参加というので心から晴れてくれることを祈っています。保育士達はバスの中の手遊びやゲームの準備に余念がありません。職員室ではクイズなどに使う、かわいいイラストがパソコンで見つかったと言っては「黄色い声」をあげています。行事は年に3回と決して多くはないのですが、その行事に全力で取り組む職員たちです。

今日は地域の清掃活動に参加。子ども達は河原のコスモスの種植えに参加しました。毎年、地域の活動には積極的に参加しているのですが、テレビ局も来ていてちょっと緊張気味の子ども達です。
# by kawaikuko | 2010-06-01 10:27

晴れてほしい!

遠足は今年初めて小岩井農場に行きます。お天気が気になるところですね。きっと保護者の方も同じだと思います。昨年の遠足でも保護者の方に大変好評を得ました「お楽しみのダンス」を今年も職員が猛レッスンしております。私も今日初めて見せてもらいました。素晴らしい出来栄えとなっています。今年も二年目と新人が相談し仕事が終わってから練習に励みました。うら若き保育士たちがはつらつと踊る姿がすご〜くいいんです(^o^)どうぞお楽しみに。週間天気予報は4日までは晴れ・・・・・なのですが。
# by kawaikuko | 2010-05-28 15:53

竹の子ご飯

昨日の給食は竹の子ご飯でした。子ども達にも好評で私たちもおいしくいただきました。
竹の子は国産で(食材は出来る限り国産を使用)やはり、旬のものはおいしいですね。
竹の子ご飯の他に鶏肉のカリカリ焼きとポテトサラダもおいしかったですよ。我が園の栄養士は週に一回各クラスを回って子どもたちと給食をともにします。子どもたちの食べる様子や一人一人のことを理解して給食づくりに生かそうと考えているようです。実は彼女将来の職業を決める時、栄養士になるか保育士になるか迷ったとのこと、結局、栄養士になったわけですが、本来子どもが大好きでピアノが弾ける栄養士なのです。

毎日の献立を考えることはなかなか大変なこと、駅前の保育園ため帰り道には居酒屋が多く、木曜、金曜はにぎやかさが増します。そんな中今夜の献立を考え家路を急ぎます。
きっと、働くお母さん方も同じでしょうね。ご苦労様です<(_ _)>
# by kawaikuko | 2010-05-26 16:45

今月から変わります

毎月、ぽかぽか通信の中の「園長室から」をここに掲載しておりましたが、今回からは色々と思いつくままに書いていきたいと思います。
新学期が始まって2ヶ月。保育園もだいぶ落ち着いた雰囲気になりました。保育室が3階に移動になった子どもたちは、それだけで大人びて見えるのは不思議です。先日、屋上園庭のプランターに花や野菜の苗を植えました。3歳児もトマトの苗を植えてご機嫌でした。これから楽しみですね。

先日、年長児はバター作りに挑戦、職員室でも私と本舘先生が挑戦。ビンに生クリームを入れて、ひたすらふり続けるのです。二の腕がプルプルではなくブルンブルンする感じ。固まってきたら塩を入れて完成。味は最高。皆さんも挑戦してみてください。ブルンブルンと言えば園庭の花植えの時、本館先生が植え方の説明をするため、花ポットから別の花ポットに土を移す作業をしていると、ある女の子が「うわ〜先生!う、うで、ブルブルしてる〜」と。見る観点が違います(^_^;)
金曜日、プールが終わって3歳児クラスに行って子ども達と絵本を読んでいると、いきなり、ある女の子が「園長先生って何才?」「え?・・・・・」
女の子ってするどい?
# by kawaikuko | 2010-05-24 15:43

「いのち」

MHナーサリーの保育目標は「・命を大切にする子ども・思いやりを持ち友達と仲良く遊ぶ子ども・自分の力を伸ばし進んで行動する子ども」とあります。
「命を大切にする子ども」という意味をどのように子どもたちに伝えていくかということは、とても難しいことです。先日、大変素晴らしい絵本に出会うことができました。それは、「いのちのまつり」という絵本です。わたし達一人ひとりの命は両親、祖父母、そのまた両親など多くの命を受け継いでおり、10代さかのぼっただけでも1000人以上のご先祖がいることがわかります。私たちは、自分につながるご先祖の誰か一人が欠けても生まれていない、奇跡的な存在なのです。絵本を読んでいるうちに、自分の命の可能性について考えさせられました。私たちのからだは、自分で作ったものではなく、両親から与えられたものです。この絵本を、卒園する子どもたちに読んであげました。「ぼくに命をくれた人、2人」「お父さんとお母さんに命をくれた人4人」「おじいちゃんとおばあちゃんに命をくれた人8人」「ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんに命をくれた人16人」「そのまた上に32人」「そのまた上に・・・」「もうかぞえられないよ」扇形に広がるその絵に子どもたちが歓声をあげました。
このように絵本などで「命の大切さ」を伝えるとともに自分で感じることができる体験をさせることも大切だと思います。それは、自分が「愛されている」と実感できることです。「10代の非行は生後60日から約一歳半までの期間に、しっかり見つめてくれる大人がいたか、否かに起因する」というアメリカの研究者の興味深い報告もありました。その間、必ず母親がそばにいるべきであるという話ではないと思います。まず第一に、お父さんお母さんは「この子が生まれてきて心から良かった」と感動する心を子どもにも伝えていくことです。親から認められ、誉められ、喜びを感じて安心し、自分を大好きになって自分が幸せだと感じるはずです。
この数日、深く「生と死」について考えさせられました。「生きる」ということは「預かりもの」の「命」を大切に使うことだと言います。「命」は決して自分の所有物ではなく、大切な大切な預かりもの。そして寿命がくれば、その命を大切にお返しする。命を長く預かる人もいれば、短い人もいます。なんとも不公平なものだと思います。
仏教では「命の価値」=「時間の長さ」ではないと説いています。
大切なのは、自分に与えられた命を「いかに生きるか」ということかもしれません。一日一日を大切に生きていこうと思い直した日々でした。
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# by kawaikuko | 2010-05-01 20:47
4月、新入園児を迎え22年度がスタートしました。
MHナーサリーでは3月20日卒園式が行われ、19名の子ども達が卒園しました。卒園証書を受け取る時の堂々とした姿や、お別れの言葉をしっかりと言う凛々しい態度に、とても感動しました。また、入園したての赤ちゃんの頃の姿を重ね合わせ、私たち職員も感慨深いものがありました。
 今年度入園したお子さんや保護者の方も、今は色々と不安なことも多いかと思います。しかし、保育園生活は楽しいことがたくさんあります。一年を通しての行事「遠足、運動会、お遊戯会」もそうですが、日々の保育の中にこそ、子どもが育つたくさんの栄養素がかくされています。
 子育ては大変な面も多いと言われますが、子どもをこの手で抱っこできる日は、あっという間に過ぎてしまいます。「大変だ」と思わずに私たちと一緒に楽しんで子育てをしていきましょう。
 
 進級をした皆さんは、新しい先生、新しいお部屋での新学期が始まります。3歳児は3階のお部屋に移動となり、今までとは少し生活形態も変わりますがお兄さんお姉さんになった気分を味わい、益々はりきって生活できると思います。5歳児年長組は、最後の保育園生活となります。この一年、色々な活動を通して更に成長していくことでしょう。

お父さんお母さんが不安な気持ちになると、子どもも不安になります。
お父さんお母さんが笑えば、子どもも笑います
お父さんお母さんがうれしいことは、子どももうれしいのです。
 私たち職員も新学期、新たな気持ちで一歩を踏み出したいと思います。
今年度もどうぞよろしくお願いします。
# by kawaikuko | 2010-04-01 02:37

思い出に残る一ヶ月に

今年も年長児とお別れする3月がやってきました。今年の「ぴかぴか組」は、いつもの年より人数も多く、クラス単位でいろいろな活動ができました。ときどきクラスをのぞくと、いつも賑やかで明るい子ども達が飛びついてきます。「園長先生あのね〜昨日こんなことがあったの」「あのね、私、誰が好きだと思う?」等々。それを、にこにこしながら見守っている祐子先生と亜李沙先生。担任を受け持つということは大変なことですが、すばらしい体験がたくさんできます。そして、自分のクラスの子ども達への愛情は誰にも負けないと思うほど強くなります。
それは、もちろんですよね、一日の大半を一緒に過ごしているのですものね。
 子育ては親だけでするものではなく、また保育園だけでする物でもありません。お互いに協力して初めて成り立つものだと思うのです。仕事をしながら子育てをするということは大変なことですが、その分得るものも多いはずです。時には落ち込んだり悩んだりすることもあるでしょう。でも、いつも明るく「行ってきま〜す」と元気に声をかけてくれるお母さん方に、私たちの方が元気をもらってきました。
 保育園に対する不満などもあったかもしれませんが、常に協力的でご理解を示して下さったことに感謝しています。今度は小学校という新しい環境の中で、ナーサリーで経験したことと同じように、友達と過ごすことの楽しさや、新しい発見をしてほしいと思います。
毎年、卒園した子がナーサリーをなつかしんで遊びに来てくれます。学校での楽しい様子を話してくれる子もいますが、中には友達がなかなかできない悩みを打ち明ける子もいます。私たちも話を聞きながら励ましたりしているうちに、だんだん遊びに来る回数が減ります。きっと友達ができて保育園のことを思い出す日が少なくなったのだろう・・・と逆に安心しています。

 各クラスとも進級する4月まで、あと一ヶ月、思い出に残る一ヶ月にしたいと思っています。
# by kawaikuko | 2010-03-01 00:58

子どものサイン

先日、テレビのニュースの中で渋谷や新宿を徘徊する14〜15歳の少女達の動向を追った内容が流れていました。「どうして家に帰らないの?」と聞かれた少女は「家には自分の居場所がない」と応えていました。また、別の少女は「父親からの虐待を受けているのに、母親が無関心で、自分はこの家で必要とされていないと思うから」と言うのです。街に出れば、誰かが声をかけてくれて、やさしくしてくれる「こんな自分でも必要とされている」と思ってしまう。それが間違ったやさしさだとは気づかずに、そんな大人の後をついて行ってしまう。そして、何時間も、あてもなくさまよい歩く・・・。そんなことが楽しいはずはないのです。本当は家に帰りたいはずなのです。温かい家庭の中で過ごしたいに違いないのです。
子どもは、誰もが安全な基地が欲しいはずです。家庭が心の安全基地になったとき、子どもは自然に家に帰ってきます。この少女達もきっと、ここに来るまでに、なんらかのサインを出していたと思います。「どうか気づいてお母さん!お父さん!」・・と。そのサインを見逃さないことが大切だと私は思います。
私たちは、毎日子どもと接していると「あれ?」と思うことが数多くあります。子どもの様子を見守ったり、言葉をかけたり、また、ある時は向かい合って、じっくり話しを聞くことで解決できることもあれば、お家の方と相談しながら解決方法を探していかなければならないこともあります。
まだ、言葉が話せなくても、行動でサインを出す子もいます。4歳、5歳の子どもでも、じっくり話し合うと、心の底にあるものが見えてくることがあります。私はこのニュースを見て、決して他人事(ひとごと)とは思えませんでした。私たち大人が子どものS0Sに気づいた時、子どもは自分の力で変わり始める・・・そんな力を子どもは持っているはずなのです。
ぜひ、子どもが発する小さなサインに気づいてほしいと思う今日この頃です。
# by kawaikuko | 2010-02-01 21:56

「甘え」と「自立」

皆さんは初めて自転車に乗る練習をした時のことを覚えていますか?私は小学校1年の頃、家の前の少し坂になっている道路で毎日、毎日練習したものでした。今のように道路も整備されておらず、砂利道のため、転ぶと手や膝は血だらけ、青あざだらけでした。
ある日、少し広い場所に行って、親に後ろを支えてもらい練習した時のことです。「しっかりおさえててね!」「離さないでね」と何度も確認をし、その度に親は「大丈夫、大丈夫、ちゃんと支えてるから」と言ってくれました。その言葉を信じて何度も挑戦していた時のこと、気が付いたら「大丈夫だよ」という親の声が遠くに聞こえました。振り向いた瞬間、私はバランスを崩して転んでしまったのです。なんと、親との距離はだいぶ離れていて、自分一人でここまで乗ってきたことに驚きと嬉しさを感じました。その後「もう大丈夫、一人で乗れてるよ」その言葉に後押しされてもう一度挑戦し、今度は最初から自分一人の力で乗ることができました。
子育ても同じようなことが言える気がするのです。子どもは自立したいと願ってはいるものの、不安もあります。いつも、そばで見守ってくれる大人がいることで挑戦したり、甘えたりしながら、自分の足で歩く力をつけていきます。
「甘え」という言葉には、どこかマイナスイメージがありますが、実はこの「甘え」こそが「自立」のベースになると言われています。
親に十分甘えることで子どもの心は「安心感」をもらいます。「安心感」をもらった子どもの心の中に、次ぎに芽生えるのが「不自由」。親の元から、ちょっとだけ離れて自由になりたいと思う、これが「意欲」であり、子どもを「自立」の世界へ向かわせます。よちよち歩きで親の手を離れた子どもは、自由を満喫しているうちに、ふと「不安」にかられ「おかあさ〜ん」と依存の世界に駆け戻ってきて、また「安心感」をもらいます。そして、「安心感」で満たされれば、すぐ「不自由」になり「自分でやる」「一人で」と言いだして「自立」に向かう。
このように「甘え」と「自立」を繰り返して、子どもは本当の自立を果たすのです。子どもが不安になって後ろを振り返った時、いつもそこにいて大丈夫だよ、とうなずいてやれる、そんな関係を築きたいものですね
自分の家が子どもにとって「安心してわがままを言える場所」「安心して甘えられる場所」になっているでしょうか?考えてみたいものです。
# by kawaikuko | 2010-01-22 10:22

諦めない心

早いもので今年も12月を迎えました。一年の始まりには、今年こそ!と決意を新たにすることも多いと思いますが、大人も子どもも一度決めたことを最後までやりぬくことはなかなか難しいことです。自分の思った結果にならない時でも、すぐに諦めないでほしい。そんな願いを子どもに分かりやすく話すにはどうしたらいいのでしょう。こんなねずみのお話を見つけましたので紹介します。
ある晩のことです。一匹のねずみが、餌をさがして家中を歩き回っていました。
すると、大きな桶からチーズケーキのいい匂いがしてきました。ねずみは桶の中に入ろうと、ジャンプしました。一生懸命ジャンプしましたが、なかなか桶の中に入ることができません。それでも何回もチャレンジしました。
ねずみは方法を変えました。自分には丈夫な前歯があることに気づきました。跳んでもだめなら、かじってやると別の方法を使ったのです。「ガリガリ」と、桶の中のチーズケーキをめざして穴を開けることにしました。
少しずつ木が削られていきました。でも、硬くてほんの少ししか削ることができませんでした。しばらくやってみましたが、桶には穴が開きそうにありません。「・・・だめだ。この場所を諦めて、別の場所をかじってみよう。よし、この場所ならかじれそう」。「ガリガリガリ・・・」。しばらくしても穴はあきません。ねずみは、その場所を諦めて、また別の場所に移りました。「今度の場所は木がやわらかそうだ」。「ガリガリガリ・・・」。しばらくしても穴は開きません。
「お腹が空いて力が出ないのかも・・そうだ別の場所に移ってかじりやすい所を探そう」またまた諦めて、別の場所に移りました。でも、どうしても桶には穴が開きません。どこも同じくらい硬いのです。「仕方がない、同じ場所をずっとかじっておこう。そうすれば、いつか穴が開くに違いない」と考えたのです。そして、ねずみは一晩中、桶の同じ場所をかじり続けました。
すると、ついに「ガリッ!」小さな穴が開きました。硬い木の桶に、穴を開けることができたのです。そして、大好物のチーズケーキを食べることができました。
もし、ねずみが、一晩中やわらかい木の部分を探し続けていたら、どうなっていたでしょうか。きっと穴を開けられずに、チーズケーキを食べることができなかったでしょう。かじる場所をあちこち変える方法をやめて、一つの場所を諦めずに最後までかじり続ける方法をとったから、成功したのです。
人は早く結果が出ないと、焦って諦めてしまうことがよくあります。でも、「決めたことは続けてみる」という努力が、ねずみの成功につながったのかもしれませんね。
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# by kawaikuko | 2009-12-06 18:11

運動会を終えて

毎回、保育園の行事が終わると、皆さんにアンケートをお願いしています。そして私はいつも全員のアンケートを読ませていただき、来年度の内容に生かしたいと考えています。
基本は子ども達の成長に見合った内容であること。子ども達にとっても、ご家族の方にとっても、思い出深いものになるようにと考えています。しかし、すべて方の希望に添うことは、なかなか難しく、いつも頭を悩ませています。例えば、毎年桜城小学校の体育館をお借りして運動会を行っているわけですが、これには訳があります。雨天でも保護者の方の予定を変更せずに行えるということです。
お仕事をしている皆さんにとっては、雨で運動会が延期になると職場に再びお休みのお願いをしなくてはなりません。シフト制でお仕事をしている方もいるでしょう。又、土日がお休みでない方もいるでしょう。せっかくの運動会だから青空のもとで行いたい、その気持ちは私たちも同じ思いですが、このようなことを考慮して屋内で行っています。
また、ナーサリーの運動会は0歳児から参加をしますので、赤ちゃんにとっては、日差しの強さや風の吹く日や小雨の場合も、辛い一日となってしまいます。赤ちゃんも安心して楽しい一日を過ごしてほしいと思うのです。保護者の皆さんからも、この点については、「予定を変更せずに行えてうれしい」という声をいただいています。
今回のアンケートで多かったのは「進行がスムーズで内容も豊富」「楽しませてもらった」「先生方ご苦労様でした」という労いの言葉でした。このような内容に、私たち職員もたいへんうれしく、今後もさらに頑張って行こうと心を新たにしました。もちろん反省点もありますので、来年は改善していきたいと思います。今回で4回目の運動会でしたが、職員は行事のたびに準備に余念がありません。いつも子ども達がうれしそうに演技や競技をすることを想像し頑張っています。
アンケートの中に「運動会は先生方も楽しんでいる様子がわかり、それが一番うれしいなと思います。もちろん子ども達もそんな先生方の姿を見て安心し、さらに熱心に取り組めるのでしょう。それはママ達保護者も同じことだと思います」というご意見がありました。本当にその通りですね。
研修会に出席した保育士のレポートにも、同じような内容を見つけましたので紹介します。「難しく考えると子育てはどこまでも難しく難解である。だが考え方によっては実に簡単で、どう育てるかではなく、どういう姿を見せるか、回りがどう生きているか雰囲気や環境も大切である。」
12月のお遊戯会も子ども達と一緒に楽しみたいと思います。

2009.10.30 Ikuko Kawamura
# by kawaikuko | 2009-11-03 15:56

運動会ご苦労様でした

9月19日(土)の運動会には、たくさんの保護者の方にご参加いただき、
ありがとうございました。
MHナーサリーの運動会は、例年通り桜城小学校の体育館をお借りして
行い、今年で4回目です。
子ども達にとっては、演技や競技の練習は保育園で行い、当日、小学校の
体育館で初めて行うものなので、少し不安もありますが、いつも堂々と競
技や演技をしてくれる子どもたちに、職員一同いつも感動をもらいます。
子どもたち、そして保護者の皆様・職員大変ご苦労さまでした。

2009.9.30 Ikuko Kawamura
# by kawaikuko | 2009-10-01 12:03

トライ&エラー

「五体不満足」の著者で2年前に小学校教諭になった乙武洋匡さんが新聞に寄稿した文章がありました。今月はその内容を紹介します。

『日々、子どもたちと向き合う中で、「どんな大人になってほしいか」を常に考えている。特に意識するのは二つの「大人像」。一つは「自分なりに考え、答えを出せる大人」5分の休み時間に、いつも「先生トイレ行っていい?」と聞く子がいる。また別の子はノートを広げる度に「新しいページに書く方がいい?」と聞く。その答えとして「今のうちに行きなさい」「新しいページだと見やすいね」と言うのは簡単。だが僕は「自分で考えなさい」と突き放す。いつまでも人から答えを与えられていたのでは「指示待ち族」に育ってしまうと思うからだ。もう一つの理想像は「挑戦し続ける大人」だ。クラスで「次はこれをやるよ」と示すと、すぐに「ええっ無理!」と声が上がる。そのたびに「もったいない」と感じる。
幼い頃から、僕は何でもやりたかった。生まれつき手足がなく、できないことが多いはずなのに、中学ではバスケットボール部、大学時代にはスキューバーダイビングの免許を取得。車の運転もできるようになった。困難は付きものだったが工夫を重ね、サポートを得て乗り越えた。できなかったことができた達成感は、何事にも替え難い。その素晴らしさを知ろうとしない子どもは、もどかしい。できるようにならなくたって実はいい。
「絶対やってやる!」という気持ちの強さが大切だと思う。
挑戦すれば、失敗もする。どんどんしたらいい。失敗を恐れないでほしい。試行錯誤し、立ち向かった末の失敗には、大きな学びが詰まっているはずだ。
勉強だって恋愛だって仕事だって、人生は「トライ&エラー」の連続。失敗があるからこそ僕らは成長できる。』
この文章を読んで、私が共感したのは、残念ながら準決勝で敗れた花巻東高校の選手たちについてです。準々決勝で敗色が漂い始めた試合を、当然のようにひっくり返した選手たち。絶対絶命のピンチにも「大丈夫、ここから」とばかりに笑っている。その力はまさに「絶対やってやる!」という思い。チーム全員が「決してあきらめない」という思いを共有していたことではないかと思うのです。
子どもたちにも、「いろいろなことに挑戦し、自分の可能性を信じる」そんな大人に育ってほしいと思っています。
# by kawaikuko | 2009-09-01 19:35

「ことわざ教室」

ぴかぴか組の子ども達に「ことわざ教室」なるものを始めて一ヶ月ほどになります。「ことわざ」は「犬棒かるた」というものです。江戸時代末期に生まれたものを現代版にしたもので、江戸時代からの庶民の知恵と風俗、そこに込められた日本の心と伝統を現代に伝えたものです。
例えば「犬も歩けば棒にあたる」「鬼に金棒」「花よりだんご」等というものです。5歳の子どもたちには、少し難しいかな?と思ったのですが、始めてみると子ども達の方が興味をもって、どんどん覚えはじめました。
一緒に意味を考えたり自分の生活に置き換えたりしながら楽しく学んでいます。今日までの所で30ほどの「ことわざ」を覚えました。
「犬棒かるた」は、かるたに描かれている絵もその時代のものなので、今の生活とは、かけ離れているものも多くあります。はじめに絵だけを見せて、自分なりに「ことわざ」を作ってみたりしながら、最後に本当の「ことわざ」と意味を教え、子どもたちには現代の内容にしています。
「良薬口ににがし」という「ことわざ」があります。絵は女の人が三角の紙を口にあてて、困った顔をしています。三角の紙は子どもたちには「ジュース」にしか見えないのです。「どうしてジュースを飲んでおいしくないのかな?」と言うのです。子どもたちには、これが薬だということがわからないのです。「昔はね、薬は紙に包んでこんな風に飲んだんだよ」と言うと子ども達も「ふ〜ん」と興味深げに聞いています。
また、「負けるが勝ち」とは、本当は勝てるけど喧嘩はしない。表面上では相手に勝ちをゆずるが、実質上では自分が勝つということ等、普段の生活の中で実際に使えそうな「ことわざ」がたくさんあります。また、「われなべにとじぶた」とは、われ鍋とは、少しふちのかけた鍋、とじ蓋とは修理のあとの蓋。同様に夫婦も、お互いに多少難があっても似たもの同士で家庭円満。という意味に、私自身が「ふっ」と笑ってみたりしています。もちろん子どもには難しい内容なので、少しやさしい内容に置き換えて教えています。「ことわざ」の中には子どもに人気の「ことわざ」もあります。
「あたまかくしてしりかくさず」「へをひってしりつぼめる」「きいてごくらくみてじごく」「らくあればくあり」・・・
毎日「園長先生、今日もことわざやる?」「やろうよ〜」と言ってくれる子どもたちのパワーに押され、私も頑張って勉強しています。実際、私も「ことわざ」は知っていても改めてその意味を知ることがあるのです。48の「ことわざ」を全部おぼえて、みんなでかるた大会をするのが今から楽しみです。


2009.8.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2009-08-01 10:03

「サプライズ」

6月19日の朝2階の保育室にいつものように入って行くと、まず初めに「すくすく組」の子どもたちが「園長先生あのね〜」と集まって来てくれました。「なあに〜」と言うと「あのね〜園長先生のお顔ね」と言うので「うん?」と私が言うと、担任の先生が「さ〜お着替えしようね」と声をかけました。何を言おうとしていたのかなと思いながら3階の保育室へ。3階の子ども達も私を見ると、どこか緊張した面持ちで「し〜」と目配せ。私は「なんか変だな」と思いつつも事務室に帰ってきました。
給食、お昼寝と時間が過ぎ、3時半頃に「園長先生、ちょっとすくすく組さんに来てください」とお呼びがかかりました。入り口のドアを開けようとすると中の様子がいつもより暗い感じです。中に入ってびっくりしたのです。そこには全クラスの子ども達が、静かに整列し、かたずを呑んで私を見ていました。一瞬何が起こったのか分からずに、キョトンとしてしまいました。「ハッピー^バースデー」の曲にあわせて全員が手拍子をしています。「園長先生お誕生日おめでとう。この赤いジュウタンの上を歩いて、ここに座ってください。」と案内されました。目の前には、いつもお誕生会で使用するケーキが準備されローソクの火を消すように言われました。ローソクの数は私の年には到底足りないものでしたが、一気に吹き消しました。次に各クラスからプレゼントをいただきました。ころころ組は、子どもたちの似顔絵を先生が描き、メッセージを添えてありました。ぴよぴよ組は、ケーキやクッキーの形に子ども達のかわいい写真が貼ってあります。すくすく組は、私の顔を貼り絵にしてくれました。わくわく組は、かわいいハートの中に顔を描いてくれました。どんどん組は、顔を描いて、そこに「園長先生の好きなところ」という言葉が添えてありました。表紙には、担任の紀子先生が、四つ葉のクローバーをわざわざ野原に取りに行って貼ってくれたものでした。ぴかぴか組は、一人一人が自分で作った切り絵と顔を描いてくれました。どこのクラスも思いのこもった素晴らしいプレゼントで、私は思わず涙がこぼれました。
いつから計画して、コツコツと準備をしていたのでしょう。子どもたちは自分の胸にしまいきれず、ドキドキした日を過ごしたことでしょう。誕生日の歌も小さな声で練習したと知りました。
すくすく組の子どもたちは「園長先生のお顔ね〜」の後に「お顔みんなで作ったよ」と言いたかったのです。3階の保育室を訪ねた時のみんなの様子が、どこか落ち着かず、そわそわしていたのも、このことだったのだと分かりました。私にとって、五十数年の生涯の中で一番の、素晴らしい誕生日になりました。こんなに優しい子ども達と、温かい先生たちに囲まれて日々を過ごすことが
できる幸せを改めて感じているこの頃です。


2009.7.1 Ikuko.Kawamura
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# by kawaikuko | 2009-07-01 16:43

「愛情と思いやり」

今年4月に、大阪で9歳の女の子が、5月に兵庫県で4歳の男の子が虐待により死亡するという事件がありました。何時間もベランダに出されたり実の母親に暴行を受ける辛さは想像をこえるものだったと思います。どうしてこのような悲しい事件が後を絶たないのでしょうか。小さい子どもに「悪いことを悪い」とおしえるには「しつけ」と称して体罰で覚えさせるという考えのようですが、言葉だけでも十分伝えることができます。
体罰で一時的には親の言うことを聞くかもしれませんが、逆に反抗的になったり暴力的になったりすることも考えられます。そもそもこんな殺伐とした事件が起こる背景には、私たち大人に心の余裕がなくなっているような気もするのです。
一般的に現代の大人は、心身共に非常に疲れていると言われています。父親も母親も、もしかしたら私たち保育士も疲れているかもしれません。それぞれが疲れた体と心を引きずりながら毎日頑張っているのです。けれども、頑張っても、頑張っても、満たされない思いがあります。
世の中は100年に一度の不況だと言われ、この先の人生に対しても、どこか不安を感じさせます。その上、世の中では「勝ち組」などと称して幸せそうな姿を映し出します。人生は勝ち負けではないはずなのに・・・。
私たちが「幸せだ」「満たされている」と感じるのは、どんな時なのでしょう。それは「愛されている」「必要とされている」「大事に思われている」と感じる時なのです。

人間の心には「愛情」で満たされるべき器があるといいます。その器に両親から、周囲の大人から、周囲の友人から、「愛情」が注がれ満たされなければ人間は愛情を求め続けるというのです。愛情が得られず、器がからっぽなままだと、他のもので満たそうとします。過剰な物欲や金銭欲、食欲。しかし、その器は愛情以外のものでは、いっぱいにならないのです。親子が共に楽しい時間を過ごし「愛されている」「大事に思われている」と子どもが実感したとき、今度はその思いが「人への思いやり」となって伝わっていきます。

子育ては過ぎてしまえば一時のことです。子育てを楽しめなければ、親であることも楽しめません。そして子どもに夢を与えることもできません。疲れて愚痴ばかり言っている大人を見て「あんな大人になりたい」と子どもが思うでしょうか?あんな大人になりたいと思ってもらえるような、元気な大人に、まず私たちがならなければと思っています。

2009.6.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2009-06-01 20:13
          ハチドリの一滴

    森が燃えていました
 
    森の生きものたちは われ先にと 逃げていきました

    でもクリンディという名の ハチドリだけは いったりきたり
    くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
    火の上に落としていきます

    動物たちがそれを見て
    「そんなことをして いったい何になるんだ」といって笑っています
    クリンディは こう答えました

    「私は、私にできることをしているだけ」

このお話は南米のアンデス地方の先住民族に伝わる物語です。ハチドリは熱帯の森の中を宝石のようにキラキラ光りながら飛ぶ小さな鳥だそうです。このお話を「環境問題へのメッセージ」ととらえる人もいますが、環境云々にとらわれるのではなく、この物語の中の山火事は、私たちの身近で起きているさまざまな困難や問題を象徴しているようにも感じられます。
ハチドリはたとえ小さな力でも、その状況を変えようとする一人一人の姿を現しているのではないでしょうか。「まず私にできることをしよう」という勇気をもらえるような気がします。

2009.5.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2009-05-01 12:47

新年度を迎えるにあたり

4月、新しいクラス新しい先生でスタートを切りました。ひとつずつ大きいクラスになったことに喜びを感じ、どこかウキウキした子ども達の様子が見られます。
2階保育室の0歳児、1歳児、2歳児のクラスでは、昨年、担任した先生を
1〜2名引き続き担任してもらうように配置しました。
3歳児以上のクラスでは新しい先生が担任となっています。
子ども達にとっては、いろいろな先生からいろいろな刺激を受け、成長していくことも大切なことだと思っています。
今回3階の子ども達のために靴箱を新しくしました。既製のものではなく、畠山さんが、子どもの背の高さに合わせて設計し作ったものです。3階玄関付近も、子どもたちや保護者の方が出入りしやすいように改善したいと考えております。
MHナーサリーでは、3歳以上の保育内容に関しては、幼稚園の保育内容と変わらないものをと考えて進めてきました。今後、さらに活動の内容を広げていき、こども達にさまざまな経験をさせていきたいと考えています。子ども達は、その経験のなかから、自分の好きなことを見つけ、更に深めていけるようにしたいと考えています。
昨年、年間の大きな行事の他に、園外保育として、交通公園で交通指導を受けたり、親子観劇を企画しました。親子観劇は、親子のふれ合いの時間を持つことができたと好評でした。また毎月の誕生会の様子も、半年ごとにDVDにまとめ、お見せすることで、子ども達の様子をお知らせできると思っています。クラスにおいては、友達関係もできてきて、1歳児でも友達の名前を呼び合って遊ぶ姿が見られます。今後は、更に保護者の方に、普段のお子さんの様子を見ていただく機会を設けたいと考えています。また、行事やその他のDVDは、すべて園で作成しておりますので、完成までに時間がかかることもありますが、ご了承ください。毎日の保育は、年間の保育計画、カリキュラムに沿って行っているものです。保護者の皆様も、お子さんがクラスの友達と一緒の活動ができるよう、決められた時間に登園下さるよう、今後もご協力ください。

2009.4.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2009-04-01 19:52
今から30年以上前、私が新卒で幼稚園教諭になった時、4歳児42人を1人で担任しました。4月、まだ寒い教室の中で1人1人の教材に名前を書きながら「この子はどんな子かな?」「どんな保育をしようかな?」など、夢と希望に満ちた新人の私は胸をドキドキさせたものでした。入園式の日、黄色い園服を身に着けたひよこちゃんのような、かわいらしい子どもたちが、お母さんに手を引かれ、やってきました。1人1人の名前を確認し、覚えようとするのですが、なかなか覚えられませんでした。しかし、本当に大変だったのは翌日からでした。42人全員が新入園児、初めてお母さんから引き離され、不安で泣く子がほとんどです。両手両膝に抱きかかえても足りません。幼稚園が楽しいと思ってもらうには、どうしたらいいか一生懸命考えました。歌を歌ったり、お人形で話をしてみたり、新人なりに必死だったように思います。こんな不器用な先生でも子どもたちにとっては、たった1人の先生なのです。子ども達は日に日に心を開き明るい笑顔で登園してくれるようになりました。私といえば、その間家に帰れば夜7時にもかかわらず倒れるように眠りについていました。保護者にとっても新人の先生は、さぞかし心もとない存在だったことでしょう。しかし、批判めいたことは一度も言われなかったのです。きっと、保護者の方々も不安に思いながらも、若い先生をなんとか育てようという意識があったのではないかと思うのです。
こんな文章を読んだことがあります。「桜の花は美しい。しかし、花が美しいのではない。花を美しいという言う人がいるからこそ花は美しくいられる」花を人に例えれば美しいと言われ続けて育った人は本当に美しくなるという。「頑張ってるね」、と言われれば益々頑張る人になるのです。人間には、もちろん長所もあれば短所もあります。自分自身の「心がけ」と周囲からの「声がけ」で更に人間性を伸ばしていけるならばすばらしいと感じるのです。
MHナーサリーにも4月から新卒の先生が3名入ります。彼女たちは、夢に見た「保育士」という仕事に就けることを喜び、正に今キラキラと輝いているように見えます。おそらく、これから現実の厳しさを知ることになるでしょう。しかし、この仕事に対しての希望を失うことのないような指導を、わたし達もしていかなければならないと思っています。本人の「心がけ」と周りの「声がけ」を大切に育てたいと思っています。

2009.3.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2009-03-01 21:36

反抗と自立

子どもに反抗されると「悪い子だ」と叱ることも多いかと思いますが、実はそうすることが子どもの自発性を抑制してしまうことにもなりかねないのです。自発性が順調に発達している子どもの多くには期間の長短はあっても必ず反抗期があります。
一般的には第一反抗期は二歳前後から三歳にかけて現れるといいます。お母さんが命令口調で「○○しなさい」というと「イヤ!」ということが多くなります。また、何かを手伝おうとすると「自分でする」と言って手を払いのけようとします。そのような子どもの姿は親の目には「強情な子」や「わがままな子」に映るかもしれませんが、自発性が順調に発達している「よい子」の姿ととらえてほしいのです。子どもが反抗したら、「そう自分でやりたいのね」と言ってまかせることも大切なのです。
子どもは、あれこれ自分の力で課題に挑戦して、そのことに成功したときに喜びと強い自信を持つようになります。その時に「よくできたね」と子どもの喜びに共感してあげることで、親子の結びつきも強くなると思います。
子どもの反抗にイライラしていると「ほらごらん」と非難めいた言葉を言ったりしますが、こうしたお母さんの言葉は子どもに劣等感を与え、自信のない子どもにしてしまいます。
子どもが自信を持つには、失敗した体験を成功の体験に変えること。そして、「ほらごらん」と言わないようにし、「次はがんばろうね」と励ますことが大切です。

子どもの心は甘えと反抗を繰り返しながら大きくなっていくといわれています。
「甘え」とは「依存」のこと、「反抗」とは「自立」のこと。この二つを行ったり来たりしながら、子どもの心は大きくなっていきます。「自立」の反対は「甘え」なので「甘やかさないことが自立」と思われがちですが「自立」のもとになるのは「意欲」です。「意欲」のもとは、「安心感」です。
「安心感」はどこからくるかというと、十分な「甘え」からです。そこから出た「安心感」が土台になって、「意欲」が出て、「自立」に向かうのです。甘えない人が自立するのではなく、甘えていい時に十分甘えた人が自立するのです。
自立に向かっていく途中、もし子どもが不安になって、後ろを振り返ったら、親が「大丈夫だよ」と言ってくれる。そういう関係を築いていきたいものですね。

保育園でも色々な場面で、このような子どもたちの様子が見られました。そのたびに、ひとりひとりに根気よく接する保育士の姿がありました。そして、一年が過ぎ、どのクラスも年齢ごとの自立する子どもの姿が見られるようになりました。これからも焦らず、ゆっくりと、子ども達と向き合っていきたいと思っています。

2009.2.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2009-02-01 22:09

おゆうぎ会を終えて

新年 明けましておめでとうございます 今年も元気いっぱいの子どもたちと楽しい一年を過ごしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
さて、12月23日の「ぽかぽかお遊戯会」には、たくさんの保護者のみなさまに参加いただき、ありがとうございました。MHナーサリーでは、毎年、運動会を桜城小学校で行い、お遊戯会はアイーナホールで行っています。練習した場所とは違う場所で発表することは、子どもたちにとっても緊張することだと思いますが、大人のわたし達がびっくりするほど堂々と演技できました。このような経験は、この先も必要なことだと改めて感じています。
実は、今回お遊戯会に向けての準備は、10月の半ば頃から始めていました。衣装の製作、大道具、小道具、背景画など、ひとつひとつが職員の手作りです。また、子どもたちは自分たちの演技に一生懸命取り組みました。このような行事への取り組みは、先生の真剣な姿が子ども達に伝わり、一体となることで成功するものだと考えています。
0歳児「ころころ組」は、まだ歩けない子もかわいい姿で登場しました。手や足を一生懸命動かして、リズムにのろうとするその姿は、一生に一度のかけがえのない姿なのです。
アンケートの中に「出来が良いとか悪いとかではなく、ステージに立って衣装を着ているだけで満足で、楽しかったです。」という感想があり、正にこれが親の気持ちなのだと実感しました。
1歳児「ぴよぴよ組」は、0歳児の頃より、一段と成長し、表現することの楽しさを感じているようでした。泣く子もなく、ニコニコと楽しそうに踊る姿に思わず微笑んでしまいました。
2歳児「すくすく組」になると二つの遊戯に挑戦します。2歳児にとっては大変なことかもしれませんが、そこにはお遊戯を「楽しむ」姿がありました。
3歳児「わくわく組」は、少し高度な動きもできるようになります。隊形を変化させたり、古風な踊りにもかわいらしさを感じました。
4歳児「どんどん組」は、今年は年長組の「ぴかぴか組」と合同の演技となりました。劇やCD劇では高度な内容にも関わらず、自然に演技できていたことに驚きました。このようなことが、混合保育のすばらしさだと思います。来年は年長児として、今までの経験を生かしてくれることだろうと期待しています。
最後に「ぴかぴか組」は年長として、三つの演技や、歌を合わせて、五つの演目にフル出演でした。
約2ヶ月あまり、「武田節」を一緒に練習してきた私は、子どもたちの「意欲」に驚かされました。「今日も練習する?」「練習しようよ」と、いつも声をかけてくれるのは、子ども達の方でした。遊戯としては地味で、内容も詩吟を取り入れ、難しいにも関わらず、子ども達は、とても気にいったようです。そして、これは年長児しか踊れない遊戯だということに「誇り」をもっているようにさえ見えました。

今年も子ども達からたくさんのパワーをもらったお遊戯会でした。これから先、子ども達の心の中に、いつまでも楽しい思い出として、残ってくれることを祈っています。

2009.1.5 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2009-01-05 20:29

「泣いた赤おに」

MHナーサリーでは10月2日、3歳児以上の子ども達が市民文化ホールで行われた「劇団角笛」に親子で参加しました。
「劇団角笛」は昔話を詩情豊かなシルエットで描く、日本でただ一つの影絵人形劇団です。全国の劇場を回り、「伝兵衛と鹿」「泣いた赤おに」「花さかじいさん」などを上演しています。幼児から小学校低学年までの子どもたちに、命の重さや友情の大切さ、勇気の意味を愚直なまでに伝え続けて、今年で45年目を迎えました。
昔話には、古くから語り継がれてきた奥深いメッセージが込められているといいます。例えば、人に損をさせられても、心正しければ幸せでいられること。ひとつのものを得ようと思えば、必ず失うものがあること・・・・
普段、テンポの速いゲームやテレビアニメに親しんでいる子供たちにとっては、刺激の少ない地味で古くさい物語に思えるかもしれませんが、このような機会にぜひ昔話を・・・と思い、参加することを勧めました。子ども達は初めての影絵にもかかわらず興味を示し、じっと見入っていました。子どもは、いつの時代も変わらず、美しいものを吸収する力を持っているものですね。
また、お話の途中には、親子で一緒に歌をうたうコーナーもあり、楽しい時間を過ごせたのではないかと思っています。やはり親子で過ごすこのような時間も大切なのだと改めて感じました。
今年の「お遊戯会」ではどんどん、ぴかぴか組の子どもたちが、この「角笛シルエット」で見た「泣いた赤おに」のお話を劇にして発表しようと頑張っています。そのため、台本から起こし、せりふを考え、自分たちのものとして表現しようと張り切っています。「泣いた赤おに」は村人と仲良くなりたい「赤おに」のために、友だちである「青おに」が自分を犠牲にして村人と仲良くさせてくれるというお話です。
最近は大人になっても「友だちがいない」「自分をわかってくれる人がいない」と悩む人が多い世の中です。無差別殺傷事件等も加害者の話を聞くとそんなことが理由でした。もし、悩みを打ち明けられる友人がいれば、そんな事件は防げたかもしれません。しかし、親しい友人をつくることは、たやすいことではないのです。すぐには友だちにはなれません。互いの人格を尊重し、自分を犠牲にしても相手に尽くすという気持ちが育つことで、友情が生まれるのではないでしょうか。そのためには時間が必要です。
親子の関係も、友情も、時間をかけて、ゆっくりゆっくり育んでいくことが大切なのかもしれませんね。

2008.12.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2008-12-01 18:56

食育について考える

今回は「食育」についてお話したいと思います。今、子どもたちの「食」の環境が、問われています。健康や栄養のことだけでなく、心を育て、社会を学ぶためにも「食育」の必要性がますます増していると言えます。
「食育」の目指すところは「食べることが大好き」になることだと思っています。色々な食べ物を、おいしいと思って食べられることは、人生を豊にします。しかし、家庭においては、日々食事のしかたや、好き嫌いについて悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。
最近は一品ずつ食べていく「ばっかり食べ」をする子どもが増えています。ごはんを食べたらおかず、というように、代わりばんこに食べることを「口中調味」(三角食べ)と言います。おかずの味をごはんで調節しながら食べることにより、濃い味に慣れないようにできるうえに、脳を使うことにもなります。これは日本特有の食べ方だと言われています。
そのため、保育園でも「口中調味」(三角食べ)で、ごはん、おかず、みそ汁というような食べ方を勧めています。
生まれたばかりの赤ちゃんは甘みを好み、苦味、酸味を嫌うことが明らかになっています。
自然界では、甘味は栄養となるもの、苦味は毒の入ったもの、酸味は腐食したものであることが多く、赤ちゃんのこのような好みは生きるため身についたものだと言えます。そして、年齢とともに、少しずつ味の好みの変化が見られてくるようです。
では、子どもの「好き嫌い」とどうかかわればよいのでしょうか。まず、大人は子どもが食べないからと言って食卓に並べないのではなく、嫌いな食べ物も家族と同じように食卓に並べ、子ども自身が食べたくなったら、いつでも食べられる機会をもてるようにすることが大切だと思います。
子どもは食べたことのない物、なじみのない食べ物に対して、恐怖心を持つようです。この恐怖心は生きていくためには重要なことなのですが、信頼できる大人が食べていることで、「この食べ物は大丈夫」と確認しているのです。
このように食べ物に対する恐怖心をなくし、安心感を持てる機会を与え、その食べ物に関心を持てるようにすることが大切です。
そして、一番大切なことは子ども自身が「食べることが楽しい」と思えるような雰囲気で食事をすることだと思います。
食卓を囲む人たちの会話がはずむことや、料理の手伝い、屋外での食事、さまざまな人間関係の中で食べること等、食事にまつわる楽しさを経験していくことも大切です。
保育園でも給食の時間は、どのクラスも楽しそうで、「ほら~ぴかぴかだよ」と食べ終わったお皿を見せてくれます。仲良しのお友だちと食べるということも、食が進むことのひとつなのかもしれません。
大きいクラスになると、お当番が給食の盛り付けもするのですが、自分のためだけではなく、みんなのために動くことは、作ってくれた人への感謝や、残さずに、きれいに食べようという気持ちにつながるものだと思います。
また、保育園では0歳児のこども達も、小さな手を合わせ、「いただきます」と「ごちそうさま」のあいさつをします。
「いただきます」は、「あなたの命を私の命のためにいただきます」という意味です。「ごちそうさま」は漢字で書くと「ご馳走様」と書きます。ごちそうを出そうと思ったら、あちこち駆け回って材料を集めなければならない。食材を集めてくれた人への感謝の気持ちを表した言葉だと言われます。
食べ物が自分達の口に入るまでは、たくさんの人たちの手がかかっていることを知り、食べ物に対して、いつも感謝の気持ちを忘れないでいたいと思います。
日常の食事はもちろんですが、その時その時期だけしか食べないものを、きちんと食卓に出し、体で「行事食」を身につけることも大切なことだと考えています。
おせち料理に始まり、年越しそばに終わる、一年の「行事食」を経験することで、次の世代に伝えることができるのです。
お正月明けに「おもちをいくつ食べた?」「食べてない」「おせち料理は何がおいしかった?」「食べてない」「お正月に何食べたの?」「コンビニのパンだよ」という話を聞いたことがあります。今は昔と違ってお正月でもお店が開いていますし、「おせち」や「お雑煮」がなくても、いっこうに気にならないと、いう面もあるかもしれません。しかし、次の世代に食の文化を伝えるということも大切なことです。保育園では、これからも「行事食」を取り入れたりしながら広い意味で「食育」に取り組んでいきたいと考えています。

2008.11.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2008-11-03 09:28

運動会を終えて

20日の運動会には、たくさんの保護者の方にご参加いただき、ありがとうございました。
MHナーサリーの運動会は今年で3回目です。毎年、桜城小学校の体育館をお借りして行っています。子ども達にとっては、演技や競技の練習は保育園で行い、当日小学校の体育館で初めて行うものなので、少し不安もありますが、いつも堂々と競技や演技をしてくれる子どもたちに、わたし達のほうが感動をもらいます。
約2ヶ月をかけて準備や練習を重ねてきましたが、殆どの物が先生達の手作りです。そんな先生の頑張る姿を、子ども達もしっかり見ていてくれたと思います。
実は今回の運動会に向けて、年齢に分けた目標を立てました。「0、1、2歳児は運動会が楽しいなという気持ちを味わえるようにしましょう」「3、4、5歳児はみんなでひとつのことをやり遂げる達成感を味わえるような指導をしましょう」というものです。0、1、2歳児は、お家の方と一緒に走ったり踊ったりした運動会を、きっと楽しいと感じてくれたと思います。
当日、なかなか、かわいく踊っている姿を見せてくれないと思った方もいたかもしれませんが、練習の時は、みんな、とても上手に踊れていたことをお知らせしておきます。また、3,4、5歳児は練習の成果をしっかりお家の方に見ていただくことで、自分に自信を持ち、一つのことをやり遂げる達成感を味わえたのではないかと思います。
保育園によっては0歳児は運動会に参加しない園もあると聞きますが、ナーサリーでは、すべての行事に全員参加を心がけています。
以前にこの「園長室から」でもお伝えしましたが、子どもたちにはできるだけ、色々な経験をさせてあげたいと思います。経験の少なさは、新しいことに出会ったとき、過度の緊張感を味わいます。過度の緊張感の結果、やればできるのに頑張ろうとせず、根気や集中力に欠けるという姿も見られるといいます。
「失敗をたくさんすること」、「頑張ったらできたという気持ちを持つこと」、「友達や先生に認められること」、「できなかったら助けを求めればいいということ」など、たくさんの経験が子どもの成長を促すのだと思います。
お家の方も、お子さんが頑張ったことは、おおいに褒めてあげてください。あまりうまくいかなかったとしても、認めてあげてください。できなかったとしても、「次は頑張ればいいよ」と声をかけてあげてください。

2008.9.30 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2008-10-01 20:53
保育園には「保育所保育指針」というものがあり、それにそっての指導があります。また幼稚園には「幼稚園教育要領」というものがあります。そもそも保育園と幼稚園はどう違うでしょうか。
幼稚園は学校教育法で「幼児の心身の発達を助長すること」を目的としています。これに対し保育園は児童福祉法で「日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」を目的としています。
そして、幼稚園と保育園では子どもを預けることができる年齢、また保育時間に違いがあります。幼稚園に入園可能な子どもの年齢は3歳から5歳、保育時間も一日平均4時間です。それに対し保育園は子どもを預けられる年齢の幅が広く保育時間も長く設定されています。親が仕事の都合等で子どもを預けなければならない、といった場合に利用されるのは、保育園ということになります。
さて、「保育所保育指針」や「幼稚園教育要領」が平成21年度から改訂実施されることとなりました。細かい内容については、わたし達も今後、勉強を重ねていかなければならない点ですが、特徴としては、「幼稚園教育要領」に預かり保育や子育て支援など、教育課程外の教育活動についての留意事項が加わり、幼稚園が養護機能を代替するようになり、一方「保育所保育指針」では、教育的機能を強化したことで、幼児期の教育については幼稚園、保育園の特性は薄れたといえるかもしれません。

私の幼稚園教諭としての経験から言えば、3歳児以上の保育に関しては、保育園と幼稚園の違いをあまり感じていません。幼稚園の場合はバスでの送迎があり、クラス全員が集まるのが9時半頃です。10時にお始まりとなり、給食までの間の約2時間の中で活動を行います。ですから、短い時間でどのように指導するか事前にしっかりと計画を立て進めることが必要です。時には性急になったこともあったかもしれません。しかし、保育園の場合は時間がたっぷりとありますので、同じ活動をするにもゆっくりと進められる点は良いところだと思います。また、規則正しい生活の中で生活習慣を身につけたり、年齢の幅の広さによって小さい子をおもいやったり、年長の子を敬ったりする異年齢のかかわりができる点も保育園の良いところだと思います
また、幼稚園は夏休み、冬休みが一ヶ月ずつありますから、そのことを考慮して運動会の計画をたてたりもします。2学期、夏休みを終え、真っ黒に日焼けした子ども達に会えるのが楽しみでもありました。幼稚園、保育園それぞれの特徴や良い点があると思います。

MHナーサリーでは、今までも3歳以上の子どもたちに中国語、英語、スイミングを週1回の形で取り入れてきましたが、今後、手話も取り入れてみたいと考えています。また、5歳児年長児においては、あいうえおノートを使って字に興味を持ったり、カードを使って数字に親しんだりということもしています。しかし、どの内容においても子どもが「楽しみながら経験する」ということを基本にしています。
特定の教科につながることを目的とするものではなく、遊びを通して学ぶ意欲を培うことが今後の学習意欲につながり、生きる力の基礎となることを願っています。
色々な経験や刺激を与えることで、子ども自身がその中から何に対して興味を持ち、深めていくかは楽しみな面でもあります。わたし達大人はそのお手伝い程度のことしかできないかもしれませんが無限の可能性をもつ子ども達の持つ芽だけは摘まないように心がけたいと思っています。

4歳児、5歳児の園外保育においても例年は7月に行く「子ども科学館のプラレネタリウム」、11月の「りんご狩り」に加え今年は5歳児が6月に「交通公園での交通指導」、「高松の池へのザリガニ捕り」などもおこないました。子ども達が釣ったザリガニは大型水槽に入れ、自分たちで水の取替えなどお世話ができるよう、移動式の台を畠山さんが手作りしてくれました。
また、今年は屋上のプールの数も増やし、人工芝を敷いて子ども達が安全に喜んで遊べるように工夫し、日差しが強すぎないようシートを張って日陰をつくっています。
ビル型の保育園ではありますが、今後も木をふんだんに使い工夫しながら環境を整えていきたいと考えています。

2008.9.1 Ikuko.Kawamura
# by kawaikuko | 2008-09-01 00:14